シューズは昨年末からEVORIDE3を履いてきた。2018年にサブフォーを達成したのが初代EVORIDEで、その進化系であるEVORIDE3(以下EVO)なら間違いないだろうと思い使用してきた。しかし、ずっとアシックスのカーボンプレートの入った厚底シューズが気になっていて、MAGIC SPEED2をポチってみた。
左がMAGIC SPEED2(以下MAGIC) 今日届いた。足を入れてみるとちょっと硬い感じ。だが、右のEVOのソールがFlyteFoamのみであるのに対し、MAGICはFF Blast+という比較的柔らかい反発素材が使われている。上からFF Blast+/カーボンプレート/FlyteFoamの構成。実際走ってみると、カーボンプレートの硬さは感じない。カーボンプレートが直に足に感じることはなく、FF Blast+の柔らかクッションが衝撃から守ってくれている感じ。地面からの衝撃はEVOより少ないかもしれない。重さについては実測でEVOが25.5cmで183gに対し、MAGICは210gと重いが、走り出してしまえばあまり意識しないで走れる。カーボンプレートのロイター板効果については今日の7km弱の走りでははっきりは分からなかった。今の僕レベルのスピードでは実感し難いのかもしれない。EVOのストロングポイントの一つにソールの爪先がカーブして上がっている形状(ロッカー構造)がある。コロンって前に転がり前に進んでいく感じだ。ただ、MAGICもほぼ同程度の反り上がりがあり、ここでは優位性はあまりない。強いていうと、EVOの方がソールの幅が広く、安定性が高い。逆にいうとMAGICの方が足捌きが良いとも言えそう。また、踵のカップもEVOの方が硬く、ホールド感も高い。あと個人的なことだが、足の親指の第一関節外側が角質が厚くなり痛みがある。爪切りで角質を切ったりするが、すぐに厚くなる。長い時間走ると血豆ができたりする。今回MAGICは25.5cmのWIDEをチョイスした。今日のランニングでは足指に圧迫感がなく、痛みを感じずに走れた。今後、レースやスピード練習ではMAGICを使用していくことにとりあえず決めた。週末のフロストバイトロードレースでMAGICを使用して、自分に合っているか確認していこうと思う。