今週のいつか行ってみたかった店に行ってみたのコーナーは、うなぎの店です。横浜の関内駅から間近の名店です。こちら↓ 「わうふ」です。 嘘です。これで「わかな」って読みます。達筆すぎて読めずに一度素通りしてしまいましたww。 そう。割烹蒲焼 わかな です。明治五年創業、147年の歴史があるらしい。
ところで、土用丑の日って年6回もあるって知ってました? 今年は1月26日、4月19日、5月1日、7月24日、8月5日、10月28日です。季節の変わり目で体調を崩さないように設定されているらしい。知らんけど。今回僕は5月1日を狙っていたが、このお店、水曜日が定休日とのことで、5月2日に行ってきた。
着いたのは、お昼の時間を避けて13:30頃。2階のテーブル席は予約不可で並ぶしかないが、席数も多く、今回行列はなくスッと入れた。このお店は鰻丼が名物らしい。どんぶりが保温設備で保管されており、熱々のどんぶりに熱々のご飯を盛って、焼きたてのうなぎを乗せて供される。鰻重もあるが、見回すと殆どの人が鰻丼を注文しているようだ。僕も鰻丼、そして、きも吸を注文した。
注文後、25分くらいで着丼。どんぶりは思っていたより大きかった。事前予習していた通り、ご飯の量がかなり多い。少食の人は少な目のオーダーもできるらしい。周りの席から、「これでも多すぎる」とか何度も聞こえてくる。1.5合くらいあるらしい。うなぎの厚みはあまりない。触ると崩れるほど柔らかくて美味い。うなぎをそっと裏返して焼き目チェック。炭火で程よく焦げ目がついている。タレの分量も程よく、味は甘味控えめで食べやすい。きも吸もさっぱりしていて美味しい。
ご飯のボリュームがすごいので、のんびり食べていると僕もグロッキー状態になりそう。山椒は鮮やかな緑色で、ピリリと辛い。ご飯に山椒を多めに振って、10分ちょっとでかき込んで完食。「ふー 満腹 満足」
2年前くらいのYouTubeを見ていると、鰻丼は3,500円だったらしいが、今は4,200円。結構上げてんなーって思うけど、仕方ない状況があるらしい。5月1日の日経新聞によると、ニホンウナギの稚魚が不良で、日本を含む東アジアで捕れた量は前年度比で3割少ないらしい。中国産蒲焼の輸入価格ですら、前年同期比で2〜3割高いらしい。うなぎ好きには世知辛い時代になったが、次は東京の老舗を攻めてみようと思う。