TAKE_RUNのブログ

FIRE後の暮らしについて気ままに書いてます 資産運用〜ランニング〜料理

土手の伊勢屋で天丼食べきてた

 先週天冨久の記事を書いた際に、お気に入りの神田天丼家について改めて検索すると、昨年10月末に閉店していた事が判明した。かなりショックだった。もう一度あの店に行きたいって思ってもどうにもならない。そこで決めました。行きたいところ、やりたい事は先延ばしにしないようにする。取り敢えず、ジムが定休日の木曜日は美味い店に行く事にした。できれば毎週。ということで、今週は土手の伊勢屋に行ってきました。前々から評判は聞いていて、いつか行こうと思っていたが、ちょっと家から遠いので後回しにしていた。

 最寄りの駅は日比谷線三ノ輪駅。初めて降りる駅だ。「あしたのジョー」の舞台となった街らしい。店に近づくと矢吹丈が出迎えてくれる。

「よー、やっと来たな」

 11:30頃店に着くと、先客が5名くらい。丸椅子が並んでいて、座って待つことができた。暫くするとスタッフが注文を取りに来てくれた。日差しが強かったので、日傘も貸してくれた。店の前に日傘が置いてあるので、自分で拝借しても良いようだ。

 30分弱の待ち時間で入店できた。12時過ぎには列も無くなっていたので、タイミング次第のようだ。創業から128年、歴史を感じる佇まいだ。建屋は登録有形文化財に指定されているようで雰囲気だけでも来る価値はある。

 テーブル席に案内されたが、相席でも気にならないように目の前には客が来ないように配慮されている。着席すると注文が確認され、程なく着丼。僕が注文したのは、天丼ハ¥3,100と肝入りお吸い物¥300。

 天丼ハの具材は穴子、海老、小海老のかき揚げ、旬の魚(この日はフグだった)、野菜3種(茗荷、ししとう、蓮根)。お吸い物は肝が2本、椎茸、かまぼこ、三つ葉が入っている。

 天丼はごま油のいい香りが鼻から抜ける。衣はサクッと揚がっており、穴子はふんわり感も残っていて美味い。フグは身がプリッとしていてジューシー。かき揚げの小海老もプリプリで美味い。タレはしっかり濃いめ。全体として、とっても美味しかった。ただ、僕には全体的に味が濃すぎた。ネタにも濃いタレがかかっていて、飯で中和したかったが、飯にもタレがしっかり目にかかっているので、逃げ場がない感じ。お吸い物で中和しながら完食。ビールで合わせると良さそうだが、ボリュームが凄すぎて僕には無理。量の少ない天丼イ(名物穴子は入らない)か、天麩羅御飯で白飯を選択すればちょうどいいかもしれない。味的には好みなので、また行きたいと思える店だった。