自家製パンチェッタがようやく完成した。7日間の塩漬け期間の後、7日間の乾燥熟成工程を経て丸々2週間かかった。この7日間は冷蔵庫を開けると丸裸のパンチェッタと毎回目が合う生活だった。さぁ 出ておいで。
触ってみた感じは、思ったよりカッチカチ。端っこを持つとぴーんと伸びたままでしならない。赤身部分はサラミみたいに赤みが深くなっている。元々600gほどあった重量は470gまで減った。こんなにしょんぼりなるのね。切ってみると硬くて結構力がいる。問題は味だ。早速カルボナーラを作ってみよう。
カルボナーラの作り方は生クリームを入れるものがあったり、卵も全卵か卵黄だけとか色々。僕のカルボナーラはローマスタイルをベースにしてアレンジでニンニクを入れるもの。材料はこんな感じ↓
冷蔵庫の隅で発見されたカチカチのパルミジャーノ10g
ペコリーノロマーノ20g
卵2個(1つは全卵、もう1つは卵黄)
黒胡椒(ミルでガリガリしたやつと、ホールを包丁で潰して刻んだもの)
ニンニク半かけ(今回はちびすけ2かけ)
スパゲッティ(太めが良い 今回はBarilla のアルデンテ9分のもの)100g
【作り方】
・卵を割って分量をボールに入れ、そこにチーズをすりおろして加えて混ぜて卵液を作る。
・パンチェッタを短冊にカットし、油を敷かずにフライパンに入れ弱火にかける。
・パンチェッタから脂が出たらニンニクと黒胡椒を入れてニンニクに色が色付いてパンチェッタがカリッとしたらパンチェッタの半量をトッピング用に取り出しておく。
・パンチェッタの味見をして水か茹で汁をお玉1杯入れる。今回は水を入れた。
・スパゲッティーは塩分濃度1%程度で表示の1.5分前に上げ、フライパンに移す。
・30秒ほどフライパンの水分を吸わせて火を切っておく。
・フライパンが少し冷めたら(70度以下)卵液をスパゲッテーの上に流し込み、全体を混ぜたら完成。水分が足りなければ水を足していく。
・最後にトッピング分のパンチェッタと、追いチーズ、追い胡椒をかけて出来上がり。
【感想】
・パンチェッタの塩分が予想より強かった。次回は入れる量を30gにした方が良い。茹で汁の塩分も0.5%でも良いと思う。
・ベーコンのような薫香がないのは少し寂しいが、豚の油の旨みをしっかり感じられる醍醐味はある。
・酒のあてにはピッタリだが、カロリーが相当気になるので頻繁に作る料理ではないかな。