TAKE_RUNのブログ

FIRE後の暮らしについて気ままに書いてます 資産運用〜ランニング〜料理

大阪マラソン遠征記

2月24日(土)

 大阪マラソン受付の為、前入り。新横浜から新幹線で新大阪まで移動。車窓から1枚パチリ。明日のマラソン当日は冷たい雨予報だが、そんなことを忘れさせてくれる快晴だ。エキスポ会場もいい天気。受付は混雑を予想していたが、スムーズに完了。ただ、会場内の人気のありそうなブースは人がごった返していて、早々に退散。

宿泊は 尼ですわ。阪神尼崎の尼崎プラザホテル。新しくて大浴場など設備も過不足なく、受付のスタッフさんも感じが良かった。大阪にも近く、神戸にも行きたかったので連泊にした。チェックインすると早々に友人と尼の街に繰り出す。マラソン前日なのでお酒は控えめ。味のある飲み屋を見つけて、おでんと土手焼きで軽く雰囲気を味わう。その後、お好み焼き屋に場所を移してカーボローディング。この日は早めに解散。

2月25日(日)
 大会当日。予報通りの冷たい雨。大阪城公園の駅についても、この寒空の下に傘もささずに放り出される現実をなかなか受け入れられない。荷物預けができる7時に合わせて会場入り。更衣室テントに向かうグラウンドは雨でドロドロ、芝生も雨水に埋もれてズブズブ。身繕いできたらいつまでも混雑したテントにはいられない。雨風を凌げる場所はほとんどない。ランニングウェアーの上に持参したビニールポンチョを着て、友人にもらった銀色の防寒シートを羽織ってスタートラインに向かう。Bブロックのスタート地点にはスタート1時間前には着いていた。後は震えながら立ったまま号砲を待つのみ。防寒シートがなく、ポンチョだけだったら低体温症になっていたかも知れない。友人に感謝です。冬でも半袖でお馴染みの白人もノースリーブで流石にガタガタ震えていた。

 いよいよスタート。並び順が過去のベストタイム申告制だったためか、周りの人はシリアスランナーが多く、渋滞遅れは思っていたほど感じない。1キロラップは5:15で想定ペースから10秒ほど遅れただけで済んだ。そこからは周りのスピードに乗せられて16キロまではキロ5分を少し切るペースで進んだ。ハーフあたりで、ふと気付くとサブ3.5のペースランナーがすぐ前にいた。着いていくと35キロ以降の失速につながりかねないので、敢えて少しだけペースダウンして変な欲が出ないようにコントロール。32キロ過ぎの400m続く+20mの上り坂では近所の坂道練習を思い出し、淡々と走った。この坂では歩く人も出てくるが、そういう人を横目に走っていると優越感で逆に気持ちが上がる(その性格直したほうがええで〜ww)。坂を登り終わる頃、沿道から「ここからは下りで楽勝やでー 頑張りやー」と声援が飛んできた。前を見ると長く緩やかな下り坂。去年の3月の板橋Cityマラソンでは34km以降、失速に耐えながら歯を食いしばって走る地獄をみたので、ここにきての下り坂は有難い。35km以降は集中力が切れると失速しそうなので、気合を入れて走った。25kmくらいまでは周りの人に抜かれる方が多かったが、後半は抜いていく方が多くなってきた。あとで記録を見ると、25kmまでは順位を落とし、それ以降は5kmごとに200人くらい抜いていた。もちろんペースが上がったわけではなく、比較的失速が抑えられたって事。周りの人を抜いていくと、例の性格?が奏功し、気持ちが上がるww。最後まで大きな失速もなく、ゴール!気になるタイムは3時間34分(平均ペース5分05秒/km)。前回予想タイムの記事を書いたが、その時の客観データでの平均予想タイムが3時間35分だったので、ほぼ正解。Garminのフルマラソンのタイム予想はピタリ賞だった。ちなみに時計は終盤も含めて1キロラップタイムしか見ていない。ゴールタイムは意識しないで走った。去年3月の板橋Cityマラソンのタイムを12分ほど更新して目標達成。ほぼ狙い通りの結果には満足。

 走っているときは寒さは気にならなかったが、終わると同時に体温が下がり震えが止まらなくなった。また、ドロドロ、ズブズブの運動場で荷物を取り、テントに向かうが既に中に入りきれない人が列を作っている。中の状態を察して着替えは断念。震えながら木の下で上着を着て電車でホテルに向かう。早く服を脱いで暖かいシャワーを浴びたい。 寒い外のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 少しホテルで休むと友人と関西に住む友人の弟と阪神尼崎の串カツ屋で打ち上げ。情報収集の2次会を挟んで、3次会は沖縄居酒屋で泡盛と島らっきょうetc。レースが終わった開放感でいっぱい喋っていっぱい飲んだ。

2月26日(月)
 今日は神戸へ一人旅。入社して10年関西に住んでいたが、神戸は遊びも仕事も思い出がいっぱい。懐かしさに浸りながら、散策する。少し海の方に足を伸ばすとおしゃれエリア。

 そして元町方面に歩いて、南京町へ。かつてそのおいしさに感銘を受けた「老祥記」の豚まんをもう一度食べてみたかった。ただ、本日定休日。そしてウェイパーでお馴染みの中華食材店「廣記商工」こちらも残念ながら定休日。ただただ雰囲気を味わった。今は焼き小籠包が人気のようだ。YUNYUNという店に長蛇の列。列が長いのでパスした。

 次に向かったのは餃子屋さん「ひょうたん」。味噌だれで食べる神戸餃子の店だ。ここも懐かしい店。

 

 狭い店内はカウンター6席。8席までは作れる。メニューは餃子と飲み物のみ。ライスもない。餃子は小ぶりで一人前7個。皮をパリッと焼いて、具はあっさり目。味噌だれをつけてビールを飲みながら幾つでもペロリと食べれちゃう。味噌だれは濃いめで香ばしさがあり、そぼろ的な食感がある肉味噌。今日は他にも食べたいので一人前で切り上げる。期待を裏切らないかつてのあの味だ。
 次に六甲山のある北に足を向ける。北野地区は異人館があり、おしゃれで小ぢんまりした可愛いお店が多い。おじさん一人あまりウロウロするところでもない。でも好きな雰囲気。

 筋肉痛もあるので散策はこの辺で切り上げ、ランチの店を探す。そして、体力回復のためコレ↓を旅の〆にして、新神戸から新幹線で帰路に着いた。

冷たい雨で辛い事もあったが、色々思い出に残る楽しい遠征でした。