TAKE_RUNのブログ

FIRE後の暮らしについて気ままに書いてます 資産運用〜ランニング〜料理

分散投資の一環としての新NISA利用方法 〜僕の場合〜

新NISAがいよいよスタート。皆さんどうしましたか。これって結局全員に当てはまる最適解ってないんですよね。資金力、収入、経験値、年齢、ライフプランなど個々人の状況によって投資との向き合い方が変わってきます。そんな中でも色々な人の考え方を知って共感したものについて深掘りして調べてみたりすることで自分の考えがまとまったりするかもしれません。新NISAの基本の仕組みについては説明しません。僕がどうしたか、その判断のバックリした考えを書いてみます。

2,262,900点を超える投資のストックフォト、写真、そして ...

<積立投資枠>

対象:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド

方法:年間上限の120万円分を10万円/月の自動積立設定で買っていく。

考え方:世界経済の成長にタイミングも何も考えずに自動で淡々とベットしていきます。米経済がいいとか悪いとか、隣の芝が青く見えようが何も考えません。只々、世界経済は成長するし、それは長期的には株価に反映されるものだって信じるなら、これでいいんじゃないっすかって事です。僕は楽天使っているからポイントのためにこのファンドにしましたが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)も管理費用は同じです。

<成長投資枠>

対象1:ニッセイNASDAQ100インデックスファンド

方法:年初に成長投資枠の半分である120万円を一気に買う。

考え方:世界経済を牽引するのは結局いわゆるマグニフィセント・セブンに代表される米国成長ハイテク株で、AI分野、半導体技術が今後も新たなイノベーションにつながるだろう。アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、エヌビディア、メタ、テスラ以外でも急成長株はNASDAQ100に入ってくるだろう。米金利低下局面でしばらくはこの傾向が続くと思う。ある程度の利確売りが短期・中期で予想されるが、我慢する。技術革新が経済を牽引すると信じて、伸びていく分野に乗って行こうって事。

Reuters Graphics

 

対象2iFreeNEXT インド株インデックス

方法:スポットで分割しながらトータルで成長投資枠の残りの半分120万円/年買っていく。インド株インデックスファンドで管理費用の安いものが出れば乗り換えもあり。

考え方:インドの株式市場は8年連続で上昇しており、23年は過去最高の伸び率となった。人口に占める労働人口が著しく多いいわゆる人口ボーナス期が今後も30年ほど続くことが予想される。すでに株価は織り込みつつあるが僕はピークはまだ先だと考えている。成長する国に乗っていこうって事。インドは内需が旺盛で、欧米の景気に頼らずともインフラ整備などが今後も内需を支えていくと考えている。また世界資本の脱中国が進んでおり、その代替国候補の1つにもなる。そういった意味では分散投資の一環ともいえよう。インドのインデックスファンドは各証券会社で競い合っている。僕の使っている楽天証券ではこのファンドの管理費用が今のところ一番安い(0.473%)が、「SMTAMインド株式インデックス・オープン」という更に管理費用が安いファンドが出ていたりするし、楽天がそれらを扱うようになれば乗り換えたいと思っていて、そういう意味でスポット分割買いにした。尚、インド等新興国株は当たると大きなリターンが期待できますが、相応のリスクを伴うのでメインのターゲットと考えるのはお勧めできません。お楽しみ枠として僕はやりますが。実はインドネシアETFを3年ほど抱えてますが、買い付け価格を下回ったままじっと動きませんww。為替で含み益は出てますが、そうでなければ我慢できずに売り払っていることでしょう。

僕の資産の状況としては、高配当の日本株が半分程度となっており、この部分は為替リスク対策としても特定口座で保有し続ける予定。なお、新NISAの対象として人気の米国S&P500はETFでVOOをすでに持っており、今回の対象からは外した。

新NISAでは投資額としては最大1,800万円だが、それが倍になろうと10倍になろうとそこから生まれるリターンは非課税。僕は今やっている特定口座の高配当個別株を新NISA枠に移すことも当初考えていたが、現在配当金を殆ど生活費に使わず、再投資している現状から考えると、枠をフルに使った1,800万円を如何に大きくするかを考える事がこの制度を十分に活用させることになると考えるに至りインデックス一択にしました。つまり、1,800万円の枠を埋めた後、高配当株なら配当金が無課税で入るが、それをNISA枠に再投資することはできない。それは複利が効かないって事。インデックスファンドなら配当金を受け取らずにそのまま枠の中で雪だるま式に大きく複利で育てることができる。

そのうち取り崩しのステージになった際は自動取り崩しの制度を利用して必要な額を設定することで、トータルリターンが最大化されるという考えです。(高配当株は株価上昇を当てにせず4%/年のインカムリターン。インデックスファンドは株価成長率5〜10%程度/年を複利見込む前提)

株・投資・FXのイラスト一覧|商用可・フリーイラスト素材|ソコスト