日経平均株価が33,500円程度で高止まりしている。今日は一旦足踏みしているが、33年ぶりの高値ってワードが最近頻繁に聞こうえてくる。今後どうなるのか。予想はよそう。正直ここまで海外勢の物色が入るとは思わなかった。今日発表された投資主体別売買動向を見ると海外勢はついに11週連続の買い越しとなった。
昨日のFOMCでは6月は米金利の引き上げは見送られたが、年内に+0.5%の利上げを実施するという意見がFOMCメンバーの中央値だということで、+0.25%しか織り込んでなかったマーケットにはサプライズとなった。だが、今後のインフレデータ次第でどうなるかはまだ分からない。米市場もどう反応すべきか様子見といったところだろうか。
僕の運用資産も今年3月時点から10%程度増えた。今のところ利益確定はせず、含み益が膨らむのを鼻をほじって、尻を掻きながら見ているだけ。この急上昇で早々に利確を進めた人はもう怖くて買い向かうのは躊躇するレベルではないだろうか。「まだはもうなり、もうはまだなり」というが、株価のランダムウォークを予想するのは難しい。その人なりの投資戦略によるが、僕は日本の高配当株は配当狙い。海外のインデックスファンドは値上がり益狙い。どちらも長期投資のスタンスなので何も触らない。日本株の予想外の値上がりは副産物というレベルを超えているが、市場に居続ける事が何より大事だと自分に言い聞かせている。閃光が走るその瞬間に市場にいることの大切さを先人が教えてくれている。