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米CPI発表後株価 急落→急騰 & デイトレ結果報告

【市況】

昨日米国で米CPI(消費者物価指数)が市場予想では対前年+8.1%のところ+8.2%と発表された。インフレに歯止めが掛かっていないことが確認された事により、金融引き締めペースが加速する可能性が高まった。11月FOMCで+0.75%以上の引き上げは確実視され、12月も0.75%引き上げの可能性も高まった。株価はその織り込みに向けて一段下げた。だが、その後主要3指数も日経先物も大幅に反発した。原因は11月利上げが+1%になるほどの上振れではなかったため、押し目買いが入り、空売り勢のショートカバーを招いたものと推測される。

出所:Fedウオッチ

        10月12日       10月13日

11月FOMC  0.75%が84.5%   0.75%が96.6%

12月FOMC  0.75%が32.5%   0.75%が65.9%

 

NYダウ △2.83%

NASDAQ △2.23%

S&P500 △2.60%

半導体SOX指数 △2.94%

 

日本市場も日経225先物が△2.25%上昇している。SQ算出後の大口機関の動きが上下どちらに向かっているのか注視したい。米国市場は依然として金利が高いままなので、ショートカバー後はFOMCに向けた金融当局の発言に神経質な展開になりそう。おそらく今日の株価上昇をFOMCメンバーは苦々しい目で見ているだろうが、米国中間選挙に向けてネガティブ発言を慎むだろうか。

尚、TSMC は7−9月決算で売上高前年比△47.9%、純利益同△79.4%と市場予想を上回った。10−12月についても市場の想定を上回る見通しを出しており、需要減が懸念される半導体関連銘柄には追い風となりそう。

 

デイトレ

<事前戦略>

レーザーテックは昨日前場揉みあったあと後場には引けに向けショートカバーと思われる上昇があった。JPモルガンは7日に続き、11日にも156,283株空売りを追加している。ADRでは△2.66%と上げており、昨日の米国ショートカバーの流れから強い空売り追加は入れ難いと想定。寄り後はタイミングをみて買いで入っていこうと思う。

<結果>

寄り付きからの上昇を確認し、予定通り買いでイン。下がったら買い増しをして利確していく。ただ買いの個人投資家が群がっているので、一旦上げが止まると利確ラッシュで一気に下げていく日経225が大きく下げずに高値圏で推移しているので、レーザーテックも一旦下げ止まるとそこからは買いの攻勢もある。しかし、下げる時の攻勢の掛け方が大きなロットでドスンとくるので、恐ろしい。僕もナンピンを入れながらロットでプラスが出ると利確をしていった。寄り付きからの高値から一気に急落したので、高値掴みした買い玉が利確してくるのでなかなか上値を追い難い。ある程度利が乗った時点で手仕舞った。1時間半程度のトレードだった。

因みに昨晩は米国株が一旦急落した際に、ワーナーの株を半分売却し、VOOの買い増しを実施した。