5月CPIは4月の値8.3%以下に落ちつき、インフレピークアウトが確認できる
と見込んでいたマーケットは昨晩大幅下落した。
CPIを懸念して前日もNYダウは下落していて、この2日間で1500ドルを超え
る大幅下落となった。
続いて発表されたミシガン大学の消費者態度指数も前月比14%下落の50.2な
り1952年以来の最低を更新した。
インフレ加速&リセッションのダブルパンチで米株価の回復期待は遠のいたよう
だ。バークレイズは来週のFOMCで6月の長期金利の利上げ幅を0.5から0.7
5%に変更した。
米国長期金利は早速3.165%まで上昇。
日本市場も11日早朝の大阪取引所夜間取引で日経9月先物は前日比で510円
安い27,340円まで下落した。
来週14日、15日の米6月FOMCの報告があるまでは少なくとも市場はリスク
オフだろう。パウエル議長も相当風当たりが強くなるだろうから、タカ派的な姿
勢をアピールしてくると思う。
僕もしばらくは様子見。ただ6月の米ETFの配当をVOOに入れるくらいしかやる
こともないかな。昨晩でシナリオが大きく変わってしまった。