TAKE_RUNのブログ

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新指数 JPXプライム150指数開始のマーケットへの影響は?

JPXは2023年7月3日から新指数「JPXプライム150指数」の算出を開始する。この指数は価値創造が推定される我が国を代表する企業で構成される指数だそうだ。選定銘柄数は150で2つの基準が使われる。

1)推定エクイティスプレッド基準・・・財務実績上、価値創造創造が推定される銘柄

 ROE株主資本利益率)と株主資本コストの差である「エクイティスプレッド」の上位75銘柄

2)PBR(株価純資産倍率)基準・・・市場評価上、価値想像が推定される銘柄

 PBRが1倍を超える銘柄のうち、時価総額上位75銘柄

要するに資本を効率よく利益に結び付けられているか。そして市場から資産が適正に評価されているかが基準になっているって事だと思う。この指数やその構成銘柄が国内外の投資家の中長期投資の対象になることで価値創造経営の浸透と日本市場の魅力向上に寄与することが狙いらしい。

中長期投資ではよく高ROE(10%以上)で低PBR(0.7倍以下)の割役株を狙っている場合が多いが、この低PBRを何とかしようとJPXは考えている。市場評価が低いにはそれなりの理由があるかもしれない。東証プライム市場でPBRが1倍を超えている上場企業は半数程度しかないらしい。日本市場はそれだけ魅力がないものとなってしまっていて、これを何とかしようって事。PBRを上げるには利益を増やすか、資本を減らす必要がある。資本を減らすのは自社株買い&消却でできるが、それより持っている資本を効率的に利益増大に結びつけるようにしないと継続的な価値創造は生まれないだろうと思う。

この指数が導入されるとおそらく連動するETF投資信託が発売されると思う。最近投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット日本株の追加投資を検討していることが話題になっている。またバフェットの日本株支持に同調するヘッジファンドも出てきている。日本株見直しの良いきっかけになってくれればと思う。時価総額が高いがPBRが1倍を割れている企業は結構ある。こういった企業ほど、この指数が注目されるようであれば自社株買いやROE向上に向けた財務の見直しが進む可能性もある。これから始まる決算説明でROEやPBRを意識した内容があれば、ひよっとしたら狙い目はここかもなんて考えたりする。