いやー。日経平均株価の高騰が止まりませんね。需給的に買い方優位の中で、高騰の一因はアルゴの容赦なしの買いが入っているってところだろうか。
先週までの日経平均は海外勢の買い越しが鮮明。日本株が上がっている中で、勢いで稼いでいるのが海外投資家ってことか。日本の個人投資家は日本株を売って新NISAでせっせとオールカントリーや米株を買いまくる。それが円安を助長して更に海外マネーが流入しているらしい。↓
１５７０NF日経レバレッジ（日経株価の上昇にベットする）は信用倍率が０.６５倍で逆日歩が５円ついている（１月１９日）。つまり売り方が踏み上げを喰らって将来の買い圧力が増大している。
方や１３５７NF日経ダブルインバース（日経平均の下落にベットする）は信用倍率が２０倍近くまで上昇。つまり将来の売り圧力が増大している。紛らわしいが、これも要は売り商品の売りだから、日経平均を買い戻す力になる。
この海外投機筋が日本株をおもちゃにして爆益を得る流れ（そればっかりではないが）はいつかは終わると思っている。投機筋が去った時、どこで下げ止まるかが日本株の真価が問われるところ。金利政策（それによる為替）と企業業績が本来の価格を決めてくれるだろう。僕の保有株も今日１日で＋１００万越え、前月比を見ると＋７７０万になっている。この含み益は幻のように消えていくかもしれないので、別に大喜びもしていない。日本の健闘を祈りつつ、只々じっと市場に資金を入れておくだけ。
