資産ポートフォリオの説明の続きです。
(3)海外株式
証券会社の区分に倣い、ETFもこの括りに入れてます。
日本株は少子高齢化が今後も進むため、成長市場に投資をすることは有効です。
特に米国S&P500は過去200年に渡り概ね右肩上がりで株価は上昇し、株
主への利益還元意識が高く、連続増配企業も多い。
FIREの収入源としてはコンスタント(年4回が多い)に配当を出す米国高配当
株を中心とした分散投資が適している。日本と違って個別企業の業績や情報が入
手し難いので、ETFを選ぶのが良いと思う。資産形成期であれば、VOOやQQQ
で値上がり益を増やすと良いと思う。以下は保有銘柄のティッカーコードと特徴
です。
この①〜③は米国高配当ETF。米経済の成長とともにある程度の価格上昇もあり
得るが、配当狙いで購入。それぞれ構成セクターにズレがあり、増配と減配がま
ちまちなので、配当重視なら3つ持ってても良いと思う。①は配当は少なめだが、
値上がりが比較的狙える。②は不景気時にしっかり配当を出してくる印象。③は
配当高めだが、不景気時に暴落し易すく、復活までに時間がかかる印象。波が激
しい。
④VOO・・・米国優良株ETF
米国優良株と位置付けられるS&P500を指標としたETF。米国の成長にしっか
り乗って値上がり益を狙うには最適だと思う。
⑤は中国やインド、東南アジアなど新興国の優良銘柄で構成されたファンド
⑥はインドネシアに特化したファンド
ここからは個別株
⑦VZ(ベライゾン) ⑧T (AT&T)・・・通信株
通信株は日本同様に参入障壁が高く、業績が比較的安定で高配当を維持し易い。
ただし、やはり高配当個別株は成長性に乏しく、業績やセクターローテーション
により含み損も出し易い傾向にある。
私の海外株には高成長、いわゆるグロース株が欠けている。米国経済が調整局面に
入ったら、QQQを買っていきたい。尚、この分野の欠如分は投資信託で説明した
米国高成長ファンドで補っているのが現状です。