今日は日米共に中銀の金融政策についての発表があった。米国は、想定通り0.25%の金利引き下げだったものの、来年の利下げ予想回数を4回から2回に減らしたことが嫌気されて3指数揃って大幅下落。為替も日米金利差がなかなか縮まらんぞってことで円安方向へ。日経平均株価は米国につられて安く寄り付いたが、ジリジリ値を戻して引けた。中銀の発表やその後の反応を見極めようと日本株は為替との連動感が乏しくなっている。僕は三菱商事株を寄り付き後、値を下げたところでちょっと買い増した。日銀発表は想定通り現状金利維持。円安はさらに進行。トランプの顔色見ながら来年少しずつ金利は上げていくのだろう。とりあえず日米共に今年最後の金融イベントは過ぎたので、今のところ足元の不透明感払拭で日米株共に先物は上がっている。
米国経済の行方は全く読めない。保護主義の政策でインフレが助長されるとか、移民政策からの労働力不足も賃金インフレを加速させるとか。その結果、金利は下げるどころか上げに転じて経済に悪影響が・・・。などなど、全く先行きが見通せないグレーな状況だ。そんなグレーな時は記念にグレーなものでも食べておくか。
ということで、今日のランチは煮干しラーメン。ココ↓ JR南武線武蔵新城駅から徒歩数分の「田中にぼる」。神奈川のラーメン百名店に今年選出された注目店。
煮干しラーメンとちゃんと向き合うのは今回が初めて。今日はランニングをオフにしたのでリハビリを兼ねて溝の口駅から片道25分程度歩いて訪問した。ちょうどお昼過ぎだったが、平日ということで並ばずに入れた。カウンター8席ほどのお店。個性的なお店にありがちな独特なキャラの店主かもと警戒したが、普通な感じで安心した。ちゃんとしたおしぼりも着席と同時に提供される。今日の注文は「百尾煮干し醤油らーめん」。
セメント色というか、ド○川の淀んだ水の色というか、なかなかの良いグレーだ。スープはしっかり煮干し味。でも嫌な苦味はなく、ナチュラルな感じ。勝手にもっとドロドロなイメージでいたので意外にも優しく感じた。海苔との相性もいい。チャーシューは2枚でモモと肩ロースだろうか。これはしっかりした豚感がある。卵も良い感じの茹で加減。
僕が一番気に入ったのは濃厚なスープとマッチした麺だ。細麺だが程よい硬さがある、いわゆるパッツン系。噛んだ時の食感がいい。さらりと完食、完飲。煮干しで上手にラーメン作ったらこうなるだろうなって意味では感動するほどではないが、想定通りの美味しいラーメンでした。