【市況】
米CPIが上振れしてインフレ継続、金利上昇で下がる筈の株価がショートカバーで上昇した反動や10月ミシガン大学消費者信頼感指数で今後の期待インフレ率が上昇したことからで米株市場はハイテク株を中心に大幅下落。
NYダウ ▼1.34%
NASDAQ ▼3.08%
S&P500 ▼2.34%
次は日本株が下がる順番ということで日経先物は15日朝時点で▼1.77%下落。17日の日本株市場はギャプダウン後は米国長期金利と先物の動きを見ながらの展開となりそう。また今後は決算発表でネットフリックス(18日)やテスラ(19日)などグロース株の業績見通しにも注目していきたい。
【デイトレ】
<事前戦略>
レーザーテックは前日ギャップアップ後に一気に17,200円を超えていったが、その後は買いの利確と空売り勢力に押されて陰線をつけた。14時以降引けにかけて買い戻しとみられる上昇により上げていった。JPモルガンは12日、13日に計22万4千株ほど空売り玉の買い戻しを入れた。米経済指標に乗っかってもう一度空売りをぶっ込んでくる気がする。ADRは▼3.49%の16,339円まで下落。日証金の賃借倍率は5.39倍と悪化。日経の動きを見ながらだが、ショート目線で入っていきたい。
<結果>
寄り付き後は一旦上昇するも予定通り空売りを入れていった。少し待つと予想通り強い売りが入ってきた。しかし、買い勢力も大きなロットで踏み上げにくる。売り買い拮抗した状況になり、手仕舞いに向かう。ナンピン入れながらロットで利が乗ったところで逃げた。方向的には下だと思うが、米市場先物が強い動きをしており、日経が上を向いたら一気に踏み上げられる可能性もあるので、無難な判断をした。今日は寄りから40分ほどのトレードだった。