NYダウ3ヶ月チャート(8月30日)
NYダウは8月高値から約7%と大きく株価を下げた。
5日移動平均線が25日線をデッドクロスし、昨日の終値は75日線を突き
抜けて下げてきた。米国主要3指数はもちろん、日経平均も大きく下げた。
先週26日の米国ジャクソンホール会合後の講演でパウエルさん
がタカ派的発言をしたという。講演の内容的には今までの発言から大
して変わらなかったようだが、段階的に利上げを緩めていくニュアンスの発
言がなかったことと、経済や家計に影響が出てもインフレ抑制のために利上
げを継続するといった点がタカ派的に受け止められたようだ。
今後の株価の動向はわからないが、トレンド転換し大きく下げていく可能性
もある。そんな下落、暴落局面での相場との付き合い方を
整理してみた。
まず、中長期戦略について
1.インデックス積立投資
ドルコスト平均法(決まった金額を定期的に積み立てる方法)で、
変更なし。
右肩上がりのインデックス投資なので、株価下落時は買付株数が増え、株価
が復活した際にはお金持ちになっているというやり方。タイミングをみて中
断したりしないことがポイント。一時的に含み損が膨らむかもしれないが、
全く気にする必要なし。なぜなら右肩上がりが前提で積立をはじめているか
らだ。
2.スポット投資
積み立てていないインデックス投資信託(僕の場合ETF)を下落のタイミング
を見て少量ずつ買う。下落がいつまで続くか不明なので、あくまでも手元
資金と相談しながら少量ずつ買うのがポイント。
また、大きく下げた局面では高配当銘柄を仕込む。高配当銘柄は僕
は基本株価下落時にしか買わない。もちろん下落の理由がマーケットの地合
いなど、復調する可能性が極めて高い場合のみだ。
長期保有の高配当銘柄は下落時を狙って買っているので、基本的に含み益が
いつも出ているようにしたい。ある程度下落しても含み損にならないように
しておくのが精神衛生上いいと思っている。
短期投資では
3.デイトレ
株価急落時は値動きが激しい。色んな機関投資家がそれぞれの思惑で売買を
活発にする。個人投資家にフェイントをかけるダマシも活発なので、こまめ
な利確、損切りをいつも以上に気をつけてする。
また、トレンドが下になれば、空売り目線で取り組むようにしている。
上手く立ち回れば
暴落に乗っかって空売りで大きな利益を生む
可能性がある。
これは短期投資の醍醐味だが、その欲で
機関投資家にカモにされることが多いのも気を付ける必要があ
る。