先週金曜日の米国非農業部門雇用者数が予想+25万人に対して、実績が
+53万人と大幅に改善した。また、失業率も予想3.6%に対して実績が
3.5%と改善。両方ともコロナ禍以前の水準に戻った。
このデータから米国で強気の金利政策が継続するとの憶測から米長期金利
は上昇しナスダック総合指数は0.5%下落した。また、日米金利差が開き
ドル・円は上昇した。
円安の流れを受けて今日の日経平均は28,000円台で堅調に推移した
次のイベントは
8月10日(水)の米国CPI(消費者物価指数)
前回 今回予想
前月比 +1.3% +0.2%
前年比 +9.1% +8.7%
予想を上回る結果が出れば、9月の利上げが6・7月に続き0.75%になる
可能性が高まる。現段階では0.5%の利上げを見込んでいるのが大勢なので
また株価を圧迫することになりそうだ。
経済指標の影響を受ける金融相場とは別に、大手企業の決算発表が相次ぐ。
ハイテクグロース株の決算が予想ほど悪くない状況から、ナスダック総合指
数は以下のチャートのように、6月中旬以降上昇トレンドを形成しつつある。
そんな中で僕のデイトレ銘柄レーザーテックも先週金曜日に決算発表があ
った。前年度実績の経常利益は27%増益。今年度の経常利益は25.1%
の増益を予想すると発表。コンセンサスは下回ったもののマーケットは
この結果を好感し、今日は爆上げした。
対前日+1,865円(+9.47%)
僕は決算跨ぎをしなかったので、デイトレで臨む。
需給的に上がりやすい前提で臨むが、決算明けは強烈なスピードで上下に
動くので、慎重に見極めるための時間がかかる。
予想通り上がるのをみて買いで最低単位で入り、上昇の波に乗る。ある程
度上げて落ち着いたところから、利確の押し目を狙って空売りを仕掛ける。
1時間半くらい粘って、売り買い合わせて10万円以上稼いで今日は終了。
前日比からは爆上げだが、寄り付いて、方向性を後出しジャンケンで見極め
て、細かく利確していくと、大して稼げないのが実情。
まぁ逆に走られ損しなかっただけでも儲け物だ。