2021年度はFIRE初年度になるが、その確定申告が2月16日からスタートする。
僕は勤務していた会社の持株会に入っており、退職と同時に野村證券の口座に株を
移管した。それがややこしいことに、一般口座になっていた。資金管理をし易くす
るために、普段使っている楽天証券にそれを移管した。そしてその一部を昨年売却
した。それが確定申告義務のある内容になってしまったので、今回はその準備をし
てみた。
一般口座の株の譲渡益が48万以下(給与や年金受給者は20万以下)であれば確定申
告しなくてよかったようだが、知識のない状況で売却したのは失敗だった。
申告の仕方だが、昨年のトレードや配当の収益額が900万円を上回っているので、総
合課税だと累進課税により特定口座での源泉徴収額以上の税金を追徴課税されそうな
ので、申告分離課税により申告することにした。他に楽天証券から支払われた貸株料
も少しだが申告義務があるので、併せて申告する。
今回の一般口座での収益は220万程なので普通に特定口座で売却すれば45万程課
税されるところだが、確定申告することで、各種控除が受けられる(国民年金、健
康保険、生命保険、iDeCo、基礎控除)。国税庁HPで申告書を作ってみると、すぐに
課税額が計算される。結果は10万円程度だった。
来年からは一般口座分は売却しても48万を超えない範囲に抑えて非課税として、特定
口座分は900万以下なら総合課税で配当控除も申請。それ以上なら申告分離課税で
今回同様各種控除を受ける申請をしたい。住民税申告不要を選択することにより、住
民税の増額も抑えられるらしい。
申請しなくては得られない恩恵が税金の世界では色々ありそう。申請書類は揃ったし、
受付開始の初日に行ってきます。混んでなければいいな。