前回は国内株式の長期保有についての銘柄や考え方を記載しましたが、今回はそこ
からの続きです。
②中期
私が中期保有銘柄に区分するものは、配当狙いではなく、値上がり益を狙ったもの
です。長期投資同様ファンダメンタルズの観点から、マーケットの動きを睨み、値
上がりが期待できる銘柄への投資です。マーケットがどのように動き、その時株価
はどうなるのかをイメージして投資をするので、ゴールは比較的明確です。
私の投資スタイル的に資産配分として多くはありませんが、保有銘柄と考え方につ
いて以下に記載します。
景気回復と共にGoToトラベル再開で航空会社の採算が改善することを期待した
保有です。コロナウィルスによる採算悪化前の水準に戻るまでの保有です。
上記同様コロナ禍からの回復に期待したもので、業績回復と株主優待の内容改善
による株価上昇までを期待した保有です。改善具合によってはお楽しみ銘柄とし
・スノーピークというアウトドア関連銘柄は今年買い付け、売却しましたが、購入
時の3倍の価格となり大きな収益となりました。これもコロナ禍からの回復の連
想と期待値について、他の投資家より一歩先に手を打った成果であり中期投資の
醍醐味です。
③短期
これは投資というよりは投機といった方が良いでしょうか。トレード判断はファン
ダメンタルズよりも、テクニカル手法を重視したものです。
実はというか結果的にというか、ここでの収益が私のFIRE生活の大きな収益となっ
ています。トレードの殆どは1日の間にトレードを完結させるデイトレードです。
1日の間に何度も売り買いを繰り返すスキャルピングというスタイルがメインです。
長期保有株や現預金を担保にレバレッジをかけた信用取引で収益を上げます。この
分野については不労収入というより、労働収入の部類に入ると思います。
私はFIREは達成しつつも、趣味として取り組んでいるものなので、多くのデイトレ
ーダーが生活のために大きなリスクを取って行うものとは同じ感覚にならないよう
に心がけてます。ただ、収入は配当金から得る額とは明らかに違う爆発力があるの
も事実で、今年の収益はサラリーマンだった頃を上回ってます。しかし、テクニカ
ル面でスキルアップをしても、収益の保証がないどころか大きな損失を抱えるリス
クもあるため、人には薦めることはしません。一定のスキルを身につけ、厳格なル
ールのもとに自己判断で実施するもので、私自身、初心者なので、再現性について
確証を得ているものではありません。
ここで得た収益を長期投資の元本にしながらこの一年は大きく資産を伸ばすことが
できました。
手法については一方的に発信するものでもないので、ご要望があれば開示できる範
囲で今後記載するかもしれません。プロトレーダーのレベルではないと思いますが。
今回はここまでとします。次回は年金について記載したいと思います。