(4)国内株式
私の資産ポートフォリオの40%を占める一番大きな構成要素となります。国内
株式の保有スタンスは長期、中期、短期に分けて考える必要があります。
①長期
私の保有株は殆どが長期になります。FIREの収入として前述のように資産の取
り崩しより、配当金として受け取る方が精神衛生上も優れていると思う。元本
となる株価は大きく触れる局面もあるが、配当金の振れ幅は比較的マイルドで
安定した収入が期待できると思います。
保有銘柄は安定感のある大手の高配当株を選びます。参入障壁があり、極力利
益率が高く、株主還元意識が高い銘柄を業界を分散しながら保有することが安
定収入につながると思います。セクターでいうと、銀行、保険、商社、通信、
などが多くなります。気を付けることは配当性向が高すぎないか、裏付けなく、
配当性向が高いのは、危険です。業績をチェックしておく必要があります。業
績悪化したら配当が削られ、配当が削られると株価が下落し、長期間含み損状
態の低配当株を保有することになります。業務内容的に今後の回復を見込めな
いと判断したら、損切りし銘柄入れ替えを実施します。また、コンプライアン
ス上の問題による事件が発生したときも銘柄入れ替えを検討します。それ以外
は基本何も触らずしっかり握って放しません。景気により暴落が起きることが
年に何度か起きることも覚悟しておきます。そんな時は売るのではなく、タイ
ミングを見て買い増しをします。それを継続していると、含み益銘柄が次第に
増えてくると思います。
海外株より日本株の方が税率面でも有利で、為替による影響も受け難いのもメ
リットです。
<私の長期保有銘柄>
三菱UFJフィナンシャルG、三井住友フィナンシャルG、みずほフィナンシャル
日本たばこ産業、武田薬品、旭化成、キヤノン、日本郵船、九州旅客鉄道、関
日本株についてはちょっと長くなるので、今日はここまで、また続きを次回記
載していきます。