FIRE(Financial Independence, Retire Early)経済的に自立し早期リタイアすること
1.FIREについて
家計的に、支出より収入が多い状態が必要であり、支出が少ないほどFIREはしや
すいのは言わずもがなです。まず、自分の年間支出がいくらなのかを把握する必
要がある。現状をまず把握し、下げられる固定費がないか精査する。例えば、
携帯電話代、インターネット環境、電気やガスなどのインフラ環境。それと保険
や車など。
支出が把握できれば、次は収入です。主に金融所得(株の配当金、投資信託の分
配金)や不動産収入があります。金融所得は運用益の切り崩しや配当金などから
得る収入です。
もし、サイドFIRE(簡単な労働収入を伴うFIRE)を考える場合は、ブログ等の広
告収入やせどり(転売ビジネス)など、考えている簡単な労働収入を本業がある
うちに副業として実施し、収入の目処をつけておく方が良いと思います。(私の
場合は、金融所得のみを考えていました)
私の場合は持ち家があり、独身なので支出は年間240万円でおさまると考えま
した。収入は金融所得のみで支出額がカバーできる状態となったため、FIREに踏
み切りました。また、会社を辞めると社会や経済の流れに疎くなるだろうと考え、
興味のあった株のトレードで小遣い稼ぎをしようと考えてました。
米国でムーブメントとなったFIREのノウハウ本などでは、年間支出の25年分の
金融資産を持ち、株と債権で運用し、資産の4%ずつ切り崩しながら生活するこ
とが記載されているようです。しかし、日本でそのまま当てはまるかどうかは税
制や為替等の条件が違ってくるので疑問だと思います。自分の置かれた現状で支
出を上回る金融資産が100歳まで生きたとして確保できるかを考えた方が良い
と思います。
私の実際の資産ポートフォリオと運用の考え方について、今後記載していきたい
と思います。